俺様甘甘王子様
そんな時だった。
向こうから笑い声がした。
『アハハ!でさぁ、その子、まんまと騙されてんの!』
・・
『大和ひでぇ!!』
『可愛いからねー!
あ、でもそろっと…
お遊びやメねーとな♪』
あの…髪の色。
あの無邪気な笑顔。
あの態度。
あれは、片岡先輩だ。
『ホント、遊びはほどほどにしとけよー?』
『でも、騙されすぎ。
傑作だね…
このままヤッちゃおっかなぁ♪』
目の前に…
いる。
片岡先輩が。