俺様甘甘王子様





 ケラケラと笑い続ける先輩。



 何が面白い。







 騙されすぎ?




 
 あたしは、資料を投げ捨てた。




 バサッ



 宙にヒラヒラと舞う、資料。




 『雅?!』



 それとともに、龍の驚く声。






 あたしは、早歩きで…

 片岡先輩のもとに行く。




 ブチッて

 頭の中の何かが切れた。



 …やっぱり。


 可笑しいって思ったんだ。













 
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