俺様甘甘王子様
『雅ッ!』
後ろから駆けつけてきたのは、龍。
「何…」
『保健室…行くぞ』
彼は、片手で資料を持って、もう片方の手であたしの腕をつかんだ。
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『無茶すんなよなぁ』
「…」
『やっぱ止めればよかった』
「…」
『お前のことだから、止めても聞かないだろーけど』
龍は、あたしに話しかける。
あたしはとゆーと…泣いている。
ポロポロと涙があふれてきて…。
『あのさぁ』
そんな時、龍の顔がドアップになった。