俺様甘甘王子様






 前から、気になりかけてたんだ。


 
 文化祭の時ぐらいから…。






 鼻血炸裂の俺の姿を見た愛紗美ちゃんは

 俺のコトをどう思っただろうか。


 きっと、ダサいって思ったに違いない。



 
 だから…
 
 恥ずかしかったんだ。




 なのに、今はこんな近くで

 一緒に準備をしている。




 夢みたいだ。




 ホント…

 乙女みてぇ。




 俺…まじ乙女。








 
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