俺様甘甘王子様
北京ダックって言ったはいいけど…
『雅』
「あさみん」
「北京ダックってないよね?」
『うん。
それあたしも思った』
やっぱりとは思った。
だって…
学校だものね。
なぁんだ。
つまんないのぉ。
まぁ、しょうがないかぁ。
『みやチャン!あさみい!』
トンと肩をたたかれ、
あたしは振り向いた。
そこには、あんこチャンがいた。
実行委員だったあんこチャンは
仕事から帰ってきた。
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