俺様甘甘王子様





 『姫…僕と一緒に踊ってくれませんか?』

 



 
 体中が一気に

 熱くなる。



 ものすごく熱く熱く。



 
 「でも、あたし…踊り方が…」

 『俺がサポートしてやるよ…姫?』


 
 あたしは、その言葉を信じて…

 彼の手をつかんだ。



 「任せたわよ…」

 『わかりましたよ、姫』



 手を引っ張られ、龍の胸へと引き寄せられた。


 耳元で…姫っていうから…


 
 余計恥ずかしくなってくる。







 
< 356 / 506 >

この作品をシェア

pagetop