俺様甘甘王子様
ウラヤマシイト、オモウ
外を出歩くと、街中が
クリスマスの飾りであふれている。
雪も軽く積もっていて
クリスマスソングも流れている。
『クリスマスだね~!』
あんこチャンが、アハハハと笑って言う。
『わーいわーい!!----ギャッ!!』
あんこチャンは、はしゃぎすぎて
足を滑らせた。
『あんこ!!』
愁君は、あんこチャンの手を引っ張り
自分に寄せた。
さすが、彼氏。
『ありがと!』
あんこチャンは、ニンマリと笑顔を見せた。
それに対して愁君は
顔を真っ赤にさせる。
2人は自然と手をつないでいた。
…雪溶けちゃうわよ。
あんたらバカップルのせいで!!