俺様甘甘王子様






 
 「べ、別に考えてるんじゃない」

 『じゃぁ、何?』

 「羨ましいって思っただけ!!」

 『何がだよ?』

 「内緒!!!」


 あたしは、人差し指を立てて
 
 自分の口元に寄せた。



 そして、あさみんのもとに行く。



 「あっさみ~ん!!!」

 『のわッ!』


 抱きついた。

 あさみんは驚いて

 声を上げる。



 『何?雅?』

 「あそこいこー!!」

 『アクセサリー?』

 「うん!!」


 
 道端にあったのは

 小さな屋台的な

 アクセサリー屋。


 
 
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