俺様甘甘王子様






 「駅前」

 『了解。今から行くわ』

 「え!?龍!!」



 ツーツー


 
 電話が切れた。



 『神城君?』

 「うん…今から来るって」

 『じゃぁ、待とっか』



 そう言って

 あたしたちは

 近くにあったベンチに座った。




 



 





 『わりぃわりぃ』


 走ってやってきたのは龍。

 

 「どこ行ってたのよ?」

 『便所』


 …嘘だ。

 絶対嘘よ!!!




 
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