俺様甘甘王子様






 みんなはとゆーと

 そのまま寝ている。


 あんこチャンと愁君は

 くっついて寝てる。


 
 バカップル

 よそでやりなさいよ。


 
 あたしは肩を落とす。




 全部片付け終わると

 あたしは、皆を起こそうと

 テーブルへと足を運んだ。



 
 『雅』



 それなのに、

 龍に腕を引っ張られ

 リビングから出る羽目になった。






 「何よ」

 『…コレ』



 龍はいきなり、あるものを

 あたしの目の前に出した。



 それは、可愛い袋にラッピングされた

 指輪だった。





 
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