俺様甘甘王子様






 あさみんを

 困らせたら

 怒られちゃうね…。


 神様にも

 光瑠くんにも

 いろんな人にも…。



 
 「素直になれない」

 『…雅…』


 
 あたしの名前をそっとつぶやいた。


 
 「あたしは気づいたよ?
  でも、気づいたら…
  意識しすぎて…」

 『…バカ』

 「へ?」

 『それが恋なの!』

 「でも…」

 『素直になれないなら
  なればいいじゃん。

  がんばりなよ?』

 「あさみん…ありがと」



 あさみんに、また救われた。

 そんな気がしたんだ。



 『あんこも入れて☆』



 KYなあんこチャンが

 入ってきたのだった。






 
< 444 / 506 >

この作品をシェア

pagetop