俺様甘甘王子様







 『じゃぁ、どーするよ?』

 「……それは…」



 あたしは、モゴモゴしゃべる。

 どーすればいいのよ?



 もしかして

 あさみんが最後にいってたことって…

 教科書忘れてるのを

 言いたかったってこと?


 
 あちゃぁ…

 あたしちゃんと聞いてればよかった。



 
 『じゃぁさ…』

 「へッ?」


 いきなり

 龍の手が

 あたしの顎に

 触れた。



 そして、あごを持ち上げられる。




 
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