俺様甘甘王子様

ミヤビニ、ベタボレ






 
 
 雅が愛しい。

 恋しい。



 「あとで教えてやるよ」



 そうつぶやいた。




  
 雅が

 俺の袖をつかんで

 聞いてきたのにはびっくりした。



 上目づかいで、

 目をくりくりさせてさ。



 やべぇ……

 マジ惚れてる


 って思ったんだ。



 俺が笑みを見せると

 いつも、雅の顔が

 真っ赤に染まる。



 
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