俺様甘甘王子様


あたしは、カミキレを見ながら番号を打った。


プルルルルルル…


あ、つながった。


『もしもし…』


でたーーーーー!!まじめに出たよ!
この人まじめに出ちゃったよ!
ど、ど、どうすんのよ?!


『誰?』


ムカッ

人にケー番渡しといて…誰?はないでしょうが!!


「神城ですか?」


あたしは、軽くキレた口調で言った。


『雅?』

「アンタに気安く名前で呼ばれたくない」

『…なんだよ?』



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