お嬢様と同居人



「優……
あなたは,あたしと付き合ってたとき楽しかった??」


「あぁ……」



「そう……
あたしは,あの婚約者と時期に結婚すると思うわ。
でも,その道を選んだのはあたしだものね。」



七海さんは涙を拭きながら笑った。



「優……ありがとう。」



「俺の方こそ……ありがとな」



2人の間で何があったのかなんて,わからない。
でも……
優さんにとって,とても大切な思い出なんだと思う。





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