一片の桜
「な、んだ・・今日じゃないと駄目って・・・」
「翔・・・もうすぐで引っ越しちゃうんです・・・・だから、その前に思い出作ろうって・・・二人で楽しもう・・・ってそれなのに!先生はここで私を引きとめて私たちを別れさせたいんですか!?・・」
「い・・いや、決してそうでは・・・」
「そういえば・・・先生この前街ですごい若い女性と腕組みながら歩いてましたよね??
あれって・・・高校生くらいじゃないですか?制服着てたし・・・それって犯罪ですよね?デレデレしちゃって・・・この年にもなって年下好きですか?気持ち悪い・・私たちのこともそういう目で見てたんですか?!PTAに訴えますよ!」
こういうときにだけペラペラ口が動くのが不思議
でも、高校生と腕組むのはこのまえ翔とデートしてたときにたまたま見ちゃったし・・
このエロガッパ・・・・よく考えれば気持ち悪いし・・本当のこと言ったままだよね
翔だったら、それで正解とかいいそうだし・・・
「い、や・・犯罪?!そ、うなのか?!き、気持ち悪い・・・PTA・・・そ、それはやめてくれ!」
怯えた顔でこちらを見てくる先生