好き…よく分かんねぇけど
高校一年生にしては遊びすぎたよねあの日。
あたしお父さんに怒られたし。
「りな家どこ?」
『ここ右にまがってちょっと歩いたとこ。』
「まぢで?俺その先のマンションだよ。以外と近かったんだな〜。」
二人きりの夜道………
引き寄せられた時はもう心臓がものすごいスピードで動いてたよ…。
『祐貴くん?』
「もう少しこうしてても良い?」
祐貴くんの言葉に圧倒されて、あたし心臓が動くだけで他には何にも。
「こうしてないと、りながどっかに行っちゃいそうで」
『あたし…………どこにも行かないよ……?』