初恋
息を吸いあすちゃんが話す。
「実はね…、矢口先輩にね…告白…され…たの…」
小さな声だったけど、はっきり聞こえた!
「ええぇええぇぇぇ!!」
驚愕して、思わず大きな声が出ちゃって、慌てて口を押さえる。
耳をすませて、誰か来ないかじっとしている。
「大丈夫かな…」
「だね」
三人で近くにくっついて、ひそひそ声で話す。
「いつ?」「なんで?」「なんて返事したの?」
美月と幸恵ちゃんの矢継ぎ早な質問に、たまらず三人で笑う。
「ちゃんと話すから(笑)」
あすちゃんの話によると、美月が矢口先輩と一緒に帰っているのを目撃した日に告白されたらしい。
そして
抱き締められたらしい。
「きゃー」
小さな声で叫ぶ。
「抱き締められたって前から?後ろから?」
「後ろから…」
思い出したのか、また顔を赤くして、あすちゃんは俯いてしまった。
「実はね…、矢口先輩にね…告白…され…たの…」
小さな声だったけど、はっきり聞こえた!
「ええぇええぇぇぇ!!」
驚愕して、思わず大きな声が出ちゃって、慌てて口を押さえる。
耳をすませて、誰か来ないかじっとしている。
「大丈夫かな…」
「だね」
三人で近くにくっついて、ひそひそ声で話す。
「いつ?」「なんで?」「なんて返事したの?」
美月と幸恵ちゃんの矢継ぎ早な質問に、たまらず三人で笑う。
「ちゃんと話すから(笑)」
あすちゃんの話によると、美月が矢口先輩と一緒に帰っているのを目撃した日に告白されたらしい。
そして
抱き締められたらしい。
「きゃー」
小さな声で叫ぶ。
「抱き締められたって前から?後ろから?」
「後ろから…」
思い出したのか、また顔を赤くして、あすちゃんは俯いてしまった。