初恋
今日は科学の実験の日。
土田君と同じテーブルだから、うきうきしながら科学室へ向かう。
幸恵ちゃんが、「渋井と同じテーブルでいいなー」とぼやく。
「でもサッカー部も陸上部もグラウンド練習の時見れていいじゃんー。バスケ部と男バレはなかなか一緒にならないんだよー」
「そうだけど、同じテーブルだと話せていいじゃん。校庭だと見てるだけだもん」
練習場所が一緒だと、長い時間見れていいなぁって思ってたけど…
見れるよりしゃべれる方がいっか。
一人納得して、科学室へ入る。
実験道具を準備して、土田くんの指示で(笑)つつがなく実験は終えられた。
考察をまとめていると、しぶちゃんが消しゴム貸して〜と言ってきた。
おまじないもあったし、本当は貸したくなかったけど…
「仕方ないなー。はい」
渡して続きを記入していると、不穏な動きを感じて顔をあげる。
「!?」
しぶちゃんが、消しゴムカバーを外して土田くんと一緒に見ていた…。
土田君と同じテーブルだから、うきうきしながら科学室へ向かう。
幸恵ちゃんが、「渋井と同じテーブルでいいなー」とぼやく。
「でもサッカー部も陸上部もグラウンド練習の時見れていいじゃんー。バスケ部と男バレはなかなか一緒にならないんだよー」
「そうだけど、同じテーブルだと話せていいじゃん。校庭だと見てるだけだもん」
練習場所が一緒だと、長い時間見れていいなぁって思ってたけど…
見れるよりしゃべれる方がいっか。
一人納得して、科学室へ入る。
実験道具を準備して、土田くんの指示で(笑)つつがなく実験は終えられた。
考察をまとめていると、しぶちゃんが消しゴム貸して〜と言ってきた。
おまじないもあったし、本当は貸したくなかったけど…
「仕方ないなー。はい」
渡して続きを記入していると、不穏な動きを感じて顔をあげる。
「!?」
しぶちゃんが、消しゴムカバーを外して土田くんと一緒に見ていた…。