初恋
「ねぇ、みんなで花火やろうよ!」
あすちゃんが、突然後ろを振り向いて言う。
「おー。いいねー」
土田くんがのってくる。
「いつにする?」
あわわわわ
子供だけで花火だなんて、美月やったことないよぉ。
でも、もう中学生なんだし・・・
いいよね?
みんなは割りと自由な家みたいだけど、美月は夜の外出を簡単にOKがでるとは思えない。
でも、花火するくらい、いいよね?
とんとん拍子で話がまとまり、あさっての夜に、あすちゃんたちのマンションの近くの公園に集合することになった。
幸恵ちゃんとしぶちゃんも誘うことになった。
「じゃあ、明日もう一度確認するってことで、大丈夫?清野?」
どことなく不安げだったのかもしれない。
そんな美月の様子を訝って、心配してくれる土田くん・・・
優しいな。
何が何でも参加しないと!
「うん!家帰って親に聞いてみるけど、たぶん大丈夫。ありがとう」
T字路で別れを告げて、家路につく。
親をうまく説得できるかな。。。
ドキドキしながらお母さんに話すと、あっけなくOKがでた。
遅くならないこと。
火の始末に気をつけること。
条件はそれだけだった。
あすちゃんが、突然後ろを振り向いて言う。
「おー。いいねー」
土田くんがのってくる。
「いつにする?」
あわわわわ
子供だけで花火だなんて、美月やったことないよぉ。
でも、もう中学生なんだし・・・
いいよね?
みんなは割りと自由な家みたいだけど、美月は夜の外出を簡単にOKがでるとは思えない。
でも、花火するくらい、いいよね?
とんとん拍子で話がまとまり、あさっての夜に、あすちゃんたちのマンションの近くの公園に集合することになった。
幸恵ちゃんとしぶちゃんも誘うことになった。
「じゃあ、明日もう一度確認するってことで、大丈夫?清野?」
どことなく不安げだったのかもしれない。
そんな美月の様子を訝って、心配してくれる土田くん・・・
優しいな。
何が何でも参加しないと!
「うん!家帰って親に聞いてみるけど、たぶん大丈夫。ありがとう」
T字路で別れを告げて、家路につく。
親をうまく説得できるかな。。。
ドキドキしながらお母さんに話すと、あっけなくOKがでた。
遅くならないこと。
火の始末に気をつけること。
条件はそれだけだった。