続 あたしの秘密
 「慶斗っ!」

慶「…なんでいんだ?」

 「慶斗に逢いたくて来ちゃった。」

慶「…んで、なんで来んだよ」

うつむいて叫んだ。

…やっぱり迷惑だったんだ

 「…ごめっ」

ごめんと言おうとした。
その言葉は慶斗に抱きしめられて言えなかった。

 「慶斗?!!」

慶「ちょっと黙ってて…」

たった数分の時が永遠に感じられた。

慶「鈴奈…ごめんな。」

 「…謝るのはあたしだよ。」

慶「俺のせいでこんな姿になって…本当俺最低だよな」

 「そんなことないって。嘘ついたあたしが悪いんだから」

慶「そのことだけど…あいつが、オーニスがここに来たんだ。」

えっ?
今なんて言った?














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