続 あたしの秘密
 「…。」

?「!!ごめん。なんかした?」

「ぅう…ん…無意識に流れてた。」

?「そっか。」

「上手だね。なんか…色々思い出した…」

?「…俺の初めて作った曲。大切な人のために作ったんだ。」

「そっか、だから感情的なんだ…」

?「あぁ。この部屋で弾くのが好きなんだ。たまにこの部屋で弾かして。じゃ俺用事あるから行く。ありがとな」
 
 「いつでも弾きにきてください。」



彼が出て行ったあと涙腺が爆発した。
初めて聞いたのに懐かしい感じがした。
慶斗のこと、みんなのこと、思い出した。
今頃なにしてるのかな?
きっと楽しくやってるんだろうな。
あたしもそこに行きたいな…














< 7 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop