華−fate destiny−


『だから俺がキスしようとしたら答えるかもしれん・・・そう思って写真取らせて啓斗にしってほしかったんや』



浮気するぐらいやったらはよ気づいて別れてほしかったと俊季くんは続けた。




でも梨花・・・・なんでそんな嘘まで・・・・




『でもほんまは違ってんな・・・・梨花ちゃんの嘘にもう少しはよ気づけとったら・・・・』





俊季くんは顔を伏せながら言った。




その気持ちだけで本当に嬉しい




『あの時言った守るって言葉は嘘ちゃう・・・』



ジッとあたしを見てる切ない瞳
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