華−fate destiny−
『ほんまや!』
車椅子から降りた俊季くんが言う
部屋から遠い場所には車椅子で移動しなきゃいけなくなった
それでもあたしはずっと信じてるよ
「じゃあ帰ろっか」
振り向くと俊季くんは倒れてた・・・・
「俊季くんっっ!?」
喉をおさえながら苦しそうにしてる
発作がおきてる・・・・
あたしは車椅子に俊季くんを乗せ病室まで急いだ
早く!早く!
ひゅーひゅーという発作の時に聞こえる音が耳に聞こえる
病室につくと看護士さんが違う人の体温をはかっていた
「どうしたの!?」
「先生を早くよんでくださいっっ!!!」
看護士さんは慌てて近くの先生をよびにいった