彼氏=モデルさま!?


 「うわ…早いな、花梨」

アパートで待っていた蒼太はあまりの早さに驚いていた


 「だ…ダメだった?」

蒼太の背中に言った


リビングのソファーに座ると蒼太が笑って手招きした


 「まさか、花梨に早く会いたかったし」


そう言って隣に座ったあたしを抱きしめる

久し振りに蒼太に触れてキュンと胸がなった

こんなにも蒼太が好きだと感じる

だから蒼太、気いてもいい?


 「蒼太……」

 「ん~?」

 「あたしたちって付き合ってる?」


そう言うと蒼太が肩に手を置いて距離を取った


 「…にそれ」


あれ?不機嫌になった?




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