闇孤児院
...1
「Gi.1495・・」

「…はぃ…。」

パッシィィィィィンンっ
「・・ぁあああっ」
突然ふってきた痛みをできるだけ
耐えた。

「声が小せえんだよ!!!!」

すでにぼろぼろで服ももう原型を
とどめていない。
前の鞭の傷がなおっていないままに
そこに新しい鞭がきて痛みが激しい

「すいませんでいした・・」

「行け。」

その合図と共に立ち上がると
・・ガチャ・・ッ
両腕と両足にかけられた鎖が音をたてた。


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