その赤薔薇を手折る時
「15才の誕生日、おめでとうございます。」
ボード家の屋敷の中の一部屋でパーティーは行われていた。
沢山の豪族や貴族が笑顔で踊る中、主役は壇上の上の椅子で足をくんでいた。
演奏家や貴婦人が声をかけてきても上の空。
その王子、アスカ。 人よんで 黒の王子。
「どうです?楽しんでおられますか?」
どこかの会社メーカーの主人が笑顔で王子に声をかけた。
「…。」
「15才となるとパーティーも盛大になられて、さぞお楽しみいただけているのですね?」
嫌みったらしい奴。
「我が社の新商品、録音機をプレゼントさせてもらいましたが♪また、意見お聞かせ願いたいですな。」
ボード家の屋敷の中の一部屋でパーティーは行われていた。
沢山の豪族や貴族が笑顔で踊る中、主役は壇上の上の椅子で足をくんでいた。
演奏家や貴婦人が声をかけてきても上の空。
その王子、アスカ。 人よんで 黒の王子。
「どうです?楽しんでおられますか?」
どこかの会社メーカーの主人が笑顔で王子に声をかけた。
「…。」
「15才となるとパーティーも盛大になられて、さぞお楽しみいただけているのですね?」
嫌みったらしい奴。
「我が社の新商品、録音機をプレゼントさせてもらいましたが♪また、意見お聞かせ願いたいですな。」