萌えきゅん彼氏
―春―
「あの子のヴァージンとれよ!(まぁチョットだけ食われたけど。)チャンスだよ?今日はお持ち帰りだね☆」
俺の耳でそう囁いた千夏先輩。
そんなこと分かってる。
今直ぐにでも綾香を自分だけのモノにしたい。
「でも、あれがトラウマとかになってませんか?俺、拒否られたら…どうすればいいのか…。」
って何聞いてんだよ俺っ
いつからこんなヘタレになったんだよっ!
俺は男だ!男ならガツーンといくべきだ!!
「まぁ、そうなればあたしが慰めてやるよ。それと最後に…もうアンナことにならないようにちゃんと綾香のこと守りなよ?」
「はい。」
くそっ
千夏先輩…かっこよすぎる。
「千夏ぁー春ー何二人でコソコソやってんの!?」