櫻吹雪
ガチャッ
弥「誰だよ!!!!
出てけよ!!!」
アタシはまだ中身の入った缶を
部屋に入ってきた人影に投げつけた。
ヒ「おいサクラ!;;
俺だよ…!!」
弥「…あぁ〜…?
…ヒマぁー…」
ヒマだと分かって安心して
アタシはまた机に突っ伏した。
ヒ「…サクラ…
…何かあったか…?」
分からない。
どうしてこんなに
苦しいのかさえも。
ヒ「………………。
……相変わらず汚ぇな…」
ヒマは気持ち悪がるアタシをすぐ横のベッドに寝かせてくれると
風呂場からとってきた洗面器を枕の横に置き
家全体を片付けて、洗い物までしてくれた。
ヒ「タバコの吸いがらとか服とか
ちゃんと片付けねーと暮らしてけねーぞ!」
一通り身の回りの世話をしてくれたあと
ベッドに座った。
ヒ「…まだ気持ち悪いか…?」
弥「……いや…、」
ヒマは優しく笑って
頭を撫でてくれた。
ヒ「風呂つけっから
お前まず風呂入れ!
俺その間に何か作るから!
空きっ腹で飲んだらよけい気分悪くなるからな!」
弥「…ん…ヒマありがとな…、…」
ヒ「気にすんな!」
もう一度
アタシの頭をポンポンとしてくれたあと
ヒマはリビングに向かった。
水道の音が聞こえる…
電気がついて明るい…
人の歩く音がする…
今…1人じゃない…
アタシの内側にある
不安や寂しさが
とけるように喉のあたりが熱くなった。
優しい…
この温もりがないと
アタシは生きていけない…。
ヒ「サクラ!
風呂つけたからシャワーしてこい
行けそうか?」
弥「うん…さんきゅ……」
ありがたいことにヒマが用意してくれて
アタシはシャワーを浴びに風呂場へ向かった。
─────────…
シャー…
弥「誰だよ!!!!
出てけよ!!!」
アタシはまだ中身の入った缶を
部屋に入ってきた人影に投げつけた。
ヒ「おいサクラ!;;
俺だよ…!!」
弥「…あぁ〜…?
…ヒマぁー…」
ヒマだと分かって安心して
アタシはまた机に突っ伏した。
ヒ「…サクラ…
…何かあったか…?」
分からない。
どうしてこんなに
苦しいのかさえも。
ヒ「………………。
……相変わらず汚ぇな…」
ヒマは気持ち悪がるアタシをすぐ横のベッドに寝かせてくれると
風呂場からとってきた洗面器を枕の横に置き
家全体を片付けて、洗い物までしてくれた。
ヒ「タバコの吸いがらとか服とか
ちゃんと片付けねーと暮らしてけねーぞ!」
一通り身の回りの世話をしてくれたあと
ベッドに座った。
ヒ「…まだ気持ち悪いか…?」
弥「……いや…、」
ヒマは優しく笑って
頭を撫でてくれた。
ヒ「風呂つけっから
お前まず風呂入れ!
俺その間に何か作るから!
空きっ腹で飲んだらよけい気分悪くなるからな!」
弥「…ん…ヒマありがとな…、…」
ヒ「気にすんな!」
もう一度
アタシの頭をポンポンとしてくれたあと
ヒマはリビングに向かった。
水道の音が聞こえる…
電気がついて明るい…
人の歩く音がする…
今…1人じゃない…
アタシの内側にある
不安や寂しさが
とけるように喉のあたりが熱くなった。
優しい…
この温もりがないと
アタシは生きていけない…。
ヒ「サクラ!
風呂つけたからシャワーしてこい
行けそうか?」
弥「うん…さんきゅ……」
ありがたいことにヒマが用意してくれて
アタシはシャワーを浴びに風呂場へ向かった。
─────────…
シャー…