櫻吹雪
バキッ!!!

ドスッ!!!


弥「コイツらこれからいっぱい成長すんだろぉが!!!!!!!

いっぱい輝いてくんだろぉが!!!!!!!


こんなとこに縛り付けてんじゃねぇよ!!!!!!!!!!!!!」




サ(………………、)





弥「テメェら大人が


ガキの未来奪ってんじゃねぇよバカ野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





サ(……弥生…

ありがとう…っ、)



「…くそ…がぁ…、」


倒れていた1人の従業員が立ち上がった。



サ「っ!!
……弥生っ…!」



ブンッ


従業員が酒ビンを振り上げた時だった。



パシッ




マ「……手間、

…かけさせんなよ」


弥「…おっせーよ…

…バカ野郎…」





ガァン!!!!!!!





…シ────ン…。


「う…うわぁあ!!!」



バタバタ…



アタシたちを見て
大勢の客は姿を消していった。



ス「はー、疲れたね!!」

ヒ「…つーか従業員どんだけいんだよ…」

源「ヒマ見たか!?

俺のちょーカッコいい跳び蹴り!」

ヒ「あれ外してたじゃねーかよ!笑」

剛「…跳び蹴りってとこが…」

ス「マツリくんの真似だよねー!!笑」

剛「…ああ…」

源「っせー!!」





マ「…お前…」

弥「…へっ…

…マツリみたいなこと……

言っちゃったよ」



サ「……………、」




「ユリア…」


1人のキャバ嬢が藍川を呼んだ。


サ「…………、」



「アンタ、本当にやめる気!!??」

「うちらのこと裏切るわけ!!??」



サ「…………っ、」



マ「…ユリアって誰だよ」



サ「………!」




マ「こいつ、うちのクラスの


藍川 紗希。」


弥「…はは!」
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