櫻吹雪
「「じゃーな!」」
それぞれの別れ道。
アタシの隣を人が歩くのは初めてのこと。
サ「弥生すごいね。
昔と変わらないのに
変わってた。」
弥「…は?笑
意味わかんねーし!」
サ「…昔より
なんていうのかな?こう…
明るくなったよね!」
弥「…そう…かな?」
アタシは別に昔となにも変わらない。
いや、変わったことと言えば…。
“独りきり”じゃなくなったこと。
サ「昔よりずっと…
強くなってる気がするよ…」
サキは
光る星空を見上げながら言った。
…もしあの星に
アタシたちの思い描く理想の楽園があったとしても。
今のアタシはこの腐りかけた世界で戦い続けるだろう。
みんなを
守るために…。
確かに、理想の楽園をクレヨンで画用紙に描いていたあの頃に比べれば
アタシも少しは変わったのかもしれない。
弥「…まだまだ弱いよ。」
サ「…?」
弥「アタシはもっともっと
強くなっていかなきゃいけない。」
大切なものがまた
1つ増えたんだから。
サ「…弥生…
…かっこいいね!」
弥「…わけわかんねーよ!笑」
満天の星空のしたに
孤独から抜け出した少女たちが
肩を寄せ合って笑った。
たくさんの希望と
たくさんの想いを抱え
また、ひとつひとつ
成長していく。
それと同時に
この2人が出会ったことにより
“四鬼妃(ヨンキヒ)”の物語の
幕開けとなった。
.
それぞれの別れ道。
アタシの隣を人が歩くのは初めてのこと。
サ「弥生すごいね。
昔と変わらないのに
変わってた。」
弥「…は?笑
意味わかんねーし!」
サ「…昔より
なんていうのかな?こう…
明るくなったよね!」
弥「…そう…かな?」
アタシは別に昔となにも変わらない。
いや、変わったことと言えば…。
“独りきり”じゃなくなったこと。
サ「昔よりずっと…
強くなってる気がするよ…」
サキは
光る星空を見上げながら言った。
…もしあの星に
アタシたちの思い描く理想の楽園があったとしても。
今のアタシはこの腐りかけた世界で戦い続けるだろう。
みんなを
守るために…。
確かに、理想の楽園をクレヨンで画用紙に描いていたあの頃に比べれば
アタシも少しは変わったのかもしれない。
弥「…まだまだ弱いよ。」
サ「…?」
弥「アタシはもっともっと
強くなっていかなきゃいけない。」
大切なものがまた
1つ増えたんだから。
サ「…弥生…
…かっこいいね!」
弥「…わけわかんねーよ!笑」
満天の星空のしたに
孤独から抜け出した少女たちが
肩を寄せ合って笑った。
たくさんの希望と
たくさんの想いを抱え
また、ひとつひとつ
成長していく。
それと同時に
この2人が出会ったことにより
“四鬼妃(ヨンキヒ)”の物語の
幕開けとなった。
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