櫻吹雪
☆☆☆☆☆


ス「あ、体操着破れちゃった…

ねえヒマー!」


弥「休みだよ。」


ス「あ、ああ…
そうだった…」


☆☆☆☆☆


源「あっ!兄貴、ヒマは!?

俺すっげー新技開発したからよぉ!

実験台に…」


剛「休みだろ」


源「…あ…そっか…」


☆☆☆☆☆


サ「ねえヒマ知らない?☆

コレ(酎ハイ)買ったから今日つきあってもらおうと思って!」


弥「ヒマ休み。」


サ「そうだった…」



☆☆☆☆☆


マ「どうしても解けねーよこんなもん!

ヒマぁ!来い!」


弥剛「「休み。」」



マ「……クソ!!(怒)」






弥「ついさっき話したことがまるで無かったかのように

今日はみんなヒマヒマ連呼しましたよね?」



「「…だって…」」



たしかにヒマは器用で頭が良くて頼りになる。


だからいないと困るし寂しい。



…でも…、



弥「…こういう日もあるんだからうちらも

ちょっとはしっかりしないとなぁ…」



改めて自分の無能さに呆れる。


ヒマに頼ってばっかじゃダメだ。


この先ずっと一緒にいられるかなんて分からないんだから…。




サ「…ヒマ大丈夫かなぁ…」




─────────…
PM 5:21 弥生宅




弥「…サキー?」



学校から帰って即爆睡のアタシ。


起きてから辺りを見回すと、机の上に置き手紙があった。



『源と飲みにいってきまぁす(^ω^)★
ご飯はハンバーグあるからチンして食べてね♪

サキぽん』



おいおいおーいサキぽーん?


ここ最近ずっとじゃないスか?
…まあ…


無事に帰ってきてくれるからいいけどね。



〜〜〜♪♪♪


そんなことを思っていると、携帯の着信音が部屋で鳴っているのに気づいた。



弥「…はい」

マ『あ、俺』
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