櫻吹雪
源「ケッ!!
上等だよ!!!」

剛「やっちまうぞぉ!!!!」


そしてうちらは一斉にお互いに向かって走り出した。



アタシは弟の源、マツリは兄の剛と一騎打ち。




アタシはその辺にあった黒板消しを投げつけ、相手が対応してる間に

素早い蹴りを一発。


教室の隅まで吹っ飛んだ。



マツリは相手の攻撃を受けながらも
重い突きを確実にかましていく。



うちらの喧嘩スタイル

基本バラバラでいい加減だが
根っこになってるものは。



マツリ=一撃必殺型
サクラ=スピード型



起き上がってきた源の腕を素早くつかみ、

必殺技の自己流背負い投げをかましてやった。



ドォン!!!!!!!!!!



源「ぐっ…!」



「すげー…」

「本当に女かよ…」

「絶対どっかの道場行ってんだろ…」



失敬な。

アタシの喧嘩は
実戦に実戦を積み重ねた

アタシ流最強櫻喧嘩だっつーの←




マ「おいそこまでかよ!?」


剛「ぅゔ…」


マツリは剛の腹に一発入れた。


マ「チッ…おい弥生、終了だ!」

弥「分かってるっつんだよ」



ス「ふたりともおつかれさまぁ☆☆」



3人で教室を出て行こうとしたとき。



源「…俺が…女、なんかにッ…!!!

マ、マツリと…俺がマツリと…!!」





マツリは先に出てあくびをしながらどこかへ行った。


ス「…聞いたけど君たちさ、弟の源のほうが強いんだってね☆☆☆」



剛「……そうだ
…そっちこそ噂によれば、女のほうが格上らしいじゃねぇか…」



弥「……だったら無理だな」

源「あ゙ぁ!!!!???」


弥「マツリはアタシの

百倍強い」




バタン




剛「…………」

源「俺たちは負けなしなんだ…!!

このまま…
引き下がってたまるかッ!!!!!」


ガシャアン!!!!!
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