櫻吹雪
マ「ぐっ…、!」
ガァン!!!
ドガッ!!!
「バカな俺たちなんか相手にしてられねぇってか!!!!!???」
マ「…てめぇ…!」
「ふざけんなよ!!!!!!!」
『そんな目してる奴に
俺が負けるかよ。』
「いつまでも俺の前に立ちはだかってんじゃねぇえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ
「……カッ!、」
マ「……悪かった」
マツリは少し
寂しげな表情で
最後の一発をケンゴの腹に入れた。
ドサッ…
「…畜生…
…立てもしねぇよ…」
俺の世界は
壊れてしまったんだ。
コイツに出逢って。
ひとりぼっちの俺に
喧嘩だけが取り得だった俺に
コイツは軽々しくそう言った。
だから俺は強くなって
見返してやろうと思ったんだ…
「噂でよ…
…てめぇの名前しか聞こえねぇんだよ…」
マ「…………、」
「…何の取り得もねぇんだよ…
…俺には…」
マ「…………、」
「…お前には夢も仲間もあるんだろ…
…“強い奴”の称号くれぇ…
俺にくれたっていいじゃねぇか…」
マ「……悪かった」
「……………」
マ「…俺、お前に教えられたわ。」
「……………」
マ「…もっと自分の立場理解する。
今まで面倒くせぇって思ってたけどよ…」
マツリは倒れているケンゴに肩をかした。
マ「…向山来たからには…
お前みたいな奴には
“正々堂々”した気持ちで…
本気でぶつかってくことに決めたよ…」
「……………」
マ「…俺には守るもんがたくさんあるからよ。」
ガァン!!!
ドガッ!!!
「バカな俺たちなんか相手にしてられねぇってか!!!!!???」
マ「…てめぇ…!」
「ふざけんなよ!!!!!!!」
『そんな目してる奴に
俺が負けるかよ。』
「いつまでも俺の前に立ちはだかってんじゃねぇえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ
「……カッ!、」
マ「……悪かった」
マツリは少し
寂しげな表情で
最後の一発をケンゴの腹に入れた。
ドサッ…
「…畜生…
…立てもしねぇよ…」
俺の世界は
壊れてしまったんだ。
コイツに出逢って。
ひとりぼっちの俺に
喧嘩だけが取り得だった俺に
コイツは軽々しくそう言った。
だから俺は強くなって
見返してやろうと思ったんだ…
「噂でよ…
…てめぇの名前しか聞こえねぇんだよ…」
マ「…………、」
「…何の取り得もねぇんだよ…
…俺には…」
マ「…………、」
「…お前には夢も仲間もあるんだろ…
…“強い奴”の称号くれぇ…
俺にくれたっていいじゃねぇか…」
マ「……悪かった」
「……………」
マ「…俺、お前に教えられたわ。」
「……………」
マ「…もっと自分の立場理解する。
今まで面倒くせぇって思ってたけどよ…」
マツリは倒れているケンゴに肩をかした。
マ「…向山来たからには…
お前みたいな奴には
“正々堂々”した気持ちで…
本気でぶつかってくことに決めたよ…」
「……………」
マ「…俺には守るもんがたくさんあるからよ。」