櫻吹雪
マ「誕生日おめでとう!これからもよろしくな!」


照れて頭を掻きながら
プレゼントの入った袋をくれた。



弥「…ありがとう…

マツリも誕生日おめでとう

いつもありがとうね」


マ「おう!」



アタシから言わなきゃいけないおめでとうを

マツリが言った。



素直になれた。



ありがとう。
おめでとう。



マツリがいなければ

今のアタシはここにいません。


マツリがいたから


ヒマにもストールにも


他のみんなにも出会うことが出来ました。



世界一バカで
世界一短気で
世界一勝手で
世界一ムカつくけど





世界一素直で
世界一心が強くて
世界一かっこよくて
世界一度胸あって
世界一筋通ってて

世界一信用できる。





そんなマツリの連れになれて


アタシは世界一幸せです。




“アタシの世界”で


一番は君。





───…夜中に2人で語り合った。


あの頃の2人のように。






Happy Birthday to you





Your smile is my happy.




今までありがとう。


これからもよろしくな。






My best friend.





──夜中、弥生のプレゼントで勉強していたマツリ。


マ「…は、何だコレ……」


袋の中を確認すると
「夢叶」と書かれた小さな御守り。

マツリはその御守りを握った。


マ「…ありがとな」




そう、つぶやいて。







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