【短】隣のお兄ちゃんと私
中学1年生のある日。
私はお兄ちゃんに学校であった楽しかったことを聞いてもらいたくて、隣の家に行こうとした。
でも…
行けなかった。
もう秋だったから、夕方といっても薄暗くなっている家の前の道で。
お兄ちゃんが知らない女の人と深くキスをしているとことを見てしまったから。
ショックだった。
自分じゃない人とキスをしていることがじゃない。
お兄ちゃんとキスするなんて考えもつかなかった自分の幼さに。
お兄ちゃんと私の間に横たわる4つの年の差を、目の前に見せ付けられたみたいだった。
それ以来、顔を見てしまえば辛くなってしまうのが嫌で、私は極力お兄ちゃんと会わないようにしていった。
丁度、部活でレギュラーに選ばれたときだったから忙しいというのもあって、お兄ちゃんも不思議に思わなかったみたいだった。
私たちは隣同士でいながら、全然顔を合わさなくなっていったんだ。
私はお兄ちゃんに学校であった楽しかったことを聞いてもらいたくて、隣の家に行こうとした。
でも…
行けなかった。
もう秋だったから、夕方といっても薄暗くなっている家の前の道で。
お兄ちゃんが知らない女の人と深くキスをしているとことを見てしまったから。
ショックだった。
自分じゃない人とキスをしていることがじゃない。
お兄ちゃんとキスするなんて考えもつかなかった自分の幼さに。
お兄ちゃんと私の間に横たわる4つの年の差を、目の前に見せ付けられたみたいだった。
それ以来、顔を見てしまえば辛くなってしまうのが嫌で、私は極力お兄ちゃんと会わないようにしていった。
丁度、部活でレギュラーに選ばれたときだったから忙しいというのもあって、お兄ちゃんも不思議に思わなかったみたいだった。
私たちは隣同士でいながら、全然顔を合わさなくなっていったんだ。