LOVE電波発信中
お風呂から上がり、明日の用意をしていた。
明日は、暑くなるって言ってたっけ…、夏服出しとこ。
ウチの学校は、校則が割と緩い方で五月の第二週から夏服でも冬服でもいい事になっている。
そう思って、クローゼットを開けた。
「夏服はーっと……」
ハンガーに掛かっているスカートは、直ぐ見つかったけどポロシャツが中々見つからない。
「どこやっちゃったっけ~??」
ゴソゴソ……
引き出しの所を漁ってみた。
「あった!!……??」
ポロシャツと一緒に紛れていた物があった。
それは、ノートの切れ端。
少し古いみたいで、全体的に軽く黄ばんでいた。
「メアド…??」
滲んだ文字で確かにアドレスが記されていた。
「もしかして…実紅のかな??」
美紅というのは、中学時代の友達。
川口実紅(カワグチミク)
いつも一緒に行動していて、とても仲が良かった。
実紅は、よくノートを引きちぎる癖があった。
そうだ、卒業式前日にメアド変えて、『最後だから』って実紅が泣きながらクラスメイト全員に、書いてくれたんだっけ…。
だから、字が滲んじゃって……
たったの2ヶ月で、こんなに黄ばんじゃったのか…
実紅とは、卒業してから2ヶ月音信不通な状態だった。
「久々にメールしてみよっかな。」
そう思って、携帯を手に取った。
明日は、暑くなるって言ってたっけ…、夏服出しとこ。
ウチの学校は、校則が割と緩い方で五月の第二週から夏服でも冬服でもいい事になっている。
そう思って、クローゼットを開けた。
「夏服はーっと……」
ハンガーに掛かっているスカートは、直ぐ見つかったけどポロシャツが中々見つからない。
「どこやっちゃったっけ~??」
ゴソゴソ……
引き出しの所を漁ってみた。
「あった!!……??」
ポロシャツと一緒に紛れていた物があった。
それは、ノートの切れ端。
少し古いみたいで、全体的に軽く黄ばんでいた。
「メアド…??」
滲んだ文字で確かにアドレスが記されていた。
「もしかして…実紅のかな??」
美紅というのは、中学時代の友達。
川口実紅(カワグチミク)
いつも一緒に行動していて、とても仲が良かった。
実紅は、よくノートを引きちぎる癖があった。
そうだ、卒業式前日にメアド変えて、『最後だから』って実紅が泣きながらクラスメイト全員に、書いてくれたんだっけ…。
だから、字が滲んじゃって……
たったの2ヶ月で、こんなに黄ばんじゃったのか…
実紅とは、卒業してから2ヶ月音信不通な状態だった。
「久々にメールしてみよっかな。」
そう思って、携帯を手に取った。