彼とあたしの秘密の事情

「凌・・・
 あさっての試合の後・・・

 わかなちゃんと会ってちゃんと
 話ししたら? 」



長い沈黙も破ったのは陸の
方だった


陸の言っていることは、今の俺に
とって一番いい行動・・



でも、怖いんだきっと・・・



わかなに俺が言ったところで何を
言われるか




きっと、こんな状況になった今でも
わかなと一緒にいたい

隣にいてほしい




そう、思ってるのは俺だけ
かもしれない




< 123 / 204 >

この作品をシェア

pagetop