彼とあたしの秘密の事情

俺は、今考えていたことをすべて
姉貴に話した

「うんうん・・
 いんじゃない、それで

 でも、ちゃんとその約束守りなさいよ
 わかなちゃんのことはあたしに任せて
 あんたは、イタリアで頑張ってきなさい」


「・・姉貴、最後までありがとう。
 わかなのこと頼んだから・・・」


俺は、そう言って電話を切った

姉貴は俺の考えに賛成してくれるといい
俺は、わかなのことはすべて姉貴に
頼んだ


すべては、あの日のために・・・
姉貴との約束を守るために・・・・



そして、このときついに決意固めた




『俺は、一人でイタリアに行く』



 
 
< 155 / 204 >

この作品をシェア

pagetop