彼とあたしの秘密の事情

待っていて欲しい・・・


確かに凌さんはそう言った


でも、待っていてもいいの?
あたしなんかが凌さんのこと・・・


 
『わかな、こっちにおいで。 
 さっきの返事が聞きたい。』


凌さんが、笑ってそういうと
近くからリンさんが来た


「わかなちゃん、行くわよ
 よかったわ~本当に今日来てくれて・・」



リンさんはそういうと、あたしの腕を取り
したへと階段を降り始めた




あたしも、リンさんについで急いで
階段を降りる・・・



わたしの愛してやまない人に
会いに行くため・・・





 

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