彼とあたしの秘密の事情

駅のホームに二人並んで歩く


でも、いつかはこんなことが
出来なくなる日がくるのかも知れない


今日の、二人みたいに・・・


「陸くんは、どこかに行ったり
 しないよね。」


今日の二人のことがあったのもあって
不安だった



大好きな人は自分から離れていくって


でも、あの二人は違った


離れても、わたしが・俺が愛するのは
あなた・君だけ


絶対に、離れ離れになっても必ず
またあの二人に戻るような気がした


凌さんはきっと、約束を守るし
わかだってこっちで頑張るはず





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