彼とあたしの秘密の事情

心のなかではそう思ってても、本気で
どうしよっかなぁ。


って振りをする。


「だって、陸くんさっき一人で行くって
 行ったじゃん!!

 
 あたしもわかみたいにこっちで
 待ってようかなぁ・・・。」


さっきの陸くんのスマイルに負けない
位のあたしなりの最高の笑顔をしたけど・・



まぁ、正確にはあの笑顔に勝てるわけは
なく・・・




「俺は、そんなん絶対無理。
 だって好きに人とはずっと一緒に
 いたいでしょ・・?」



それを陸くんが言い終えたを同時に
あたしの唇に暖かいものが優しく触れた



でもその暖かさはすぐに消えた


その瞬間、あたしは陸くんと
目があった













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