彼とあたしの秘密の事情

現実に戻り・・・


「絶対、大丈夫よ。
 わか・・
 必ず幸せになるのよ。

 ・・・でも、もしわかを悲しませる
 ようなことろ凌さんがしたら・・」


「栞・・大丈夫だから。

 じゃあ行ってくるね・・」


「うん!!
 頑張ってね~!!!」


最後まで念を押され家を出て
公園へと向かう・・



公園に行くのはもう、何年ぶりだろうか


あたしの記憶が間違っていなければ
凌さんとであったあの日以来・・

行ってないかもしれない


凌さんに会うのも4年ぶり・・

そして、あの公園に行くのも
4、5年ぶり



本当に凌さんは来てくれるのだろうか・








 

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