彼とあたしの秘密の事情

ここで決めれば・・


チームは1対0で勝ち越し


そして彼女は・・・・・・・





そんな不安がまた俺にのしかかってくる




「今日はどんだけ不安があるんだよ・・」



一人でボソッと言ってみるものの
誰も助けてはくれない





「おまえが蹴れ!!
 今のおまえなら絶対に入る」




陸が俺の不安をわかっていたのか、
言葉をかけてくれた。




「陸。
 ありがとな。」





俺はそう言ってボールの前に立つ








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