彼とあたしの秘密の事情

「俺は・・・
 大切な人がいると頑張れるし
 何があってもその人の事を
 守りたい。って思う・・・・

 
 いままで、だって奥さんを助けた
 こともあったし、支えてもらった
 こともあった・・・・


 今、凌にはそんな守りたい。大切に
 したい。って思ってる人がいるかは
 俺はわからないけど・・・


 これだけは確かだよ。
 大切な人はいつでも、俺達を見ていて
 くれるよ。       」




竜也さんは、そう言うと

「じゃあ、合宿ももう少しだし 
 日本に帰ったら試合もあるんだし、
 頑張ろうな。」


ただ、それだけを言って
部屋から出ていった。



大切人はいつでも見てくれている・・


それは竜也さんだけかな・・



でも、わかなちゃんも一緒だったら
いいなぁ



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