彼とあたしの秘密の事情

「よし!!
 今日は絶対に勝つ。

 勝つためにあの合宿をしたんだ

 絶対、全員成果がでるように。」




昨日あれから、不安で自分が
壊れそうだった。


キャプテンなんて、高校以来だし
まさか、俺が今日の試合の・・


って


でも、・・・・



今日だって、

きっと大丈夫





大切な人が俺を見ていてくれる。





俺は、大きな歓声の中を
入場した。




キャプテンマークを左の腕に
付けて・・・



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