彼とあたしの秘密の事情
~凌~
『わかなちゃん、いるかなぁ』
俺はあの公園までの道を
そんな事を考えながら歩いていた
今は夜の7時過ぎ・・
試合が終わってホテルに帰ってきた
のが、6時過ぎだった
それから、チーム全員でそこで夕食を
取って今は、自由の時間
本当は、外になんか出ちゃいけないん
だけど・・・
マネージャーには気分転換!!。
ということで外出許可をもらった
まぁ、気分転換。なんてことは
まっさらの嘘なんだけど・・
本当はもちろんわかなちゃんい会うため
このとき俺は気付かなかった
たくさんの人が俺の後ろを
ついてきていることを・・