彼とあたしの秘密の事情

そして、この泊まったホテルから
自分のチームに帰るとき・・


林さんは、きっと表の玄関は
報道陣でいっぱいだから、裏の道を
行こう。

そう言った。



だから、俺は林さんと
みんなとは別の裏のドアの方へ
向かった。





でも、そんな考えは甘かった・・・





いざ、裏の道のドアを開けると・・


俺はいきなりたくさんのカメラと
報道人に囲まれた。



『凌さん!!
 昨日、抱き合っていた女性は
 彼女なんですか!?』


『今日のこの報道について
 どう思いますか!?
  
 凌さん答えて下さい』






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