彼とあたしの秘密の事情
「もしもし。 凌!?」
「俺・・凌だけど
いろいろおまえにも心配
かけて悪かったな」
俺は、陸に電話をした。
きっと、今日俺がいないときでも
チームにも記者がきて
俺について、いろいろ聞いたんだろう
だから、俺はもう陸にあきられて
しまったかもしれない
でも・・・
陸は俺が思っていた以上に
俺を一番わかっていた
「そんなこと言うなよ。
凌は凌なんだから、こんなことに
負けてわかなちゃんまで手放すなんて
絶対許さないから。
俺は大丈夫・・・
ずっと、今までだって凌のみかた
だから・・・
つらいことがあったら
言えよ!!
俺は、絶対おまえの力になるから」