いつまでも
ガチャン...
『よっ!!』
『!!!』
ビ・・ビックリしたぁ・・・・・
俺は思わずすっとんきょうな顔になってしまい
直樹は大爆笑している。
『な、なんだよそのかおwwww』
。。。
『んなに、笑うなよ・・・』
『だ、だって・・・うひゃひゃひゃひゃ』
まだ笑ってるし・・・
『はあ~・・・』
俺は深いため息をして、遅刻するから先行くわといって
歩き出した。
『えー、待ってよ~つばさ~』
結局直樹はその後も、俺の顔を見るたび笑っていた。
そして・・・
『あ、学校着いたな!』
『ああ。。。』
『早く教室入ろうぜ♪』
そう言いながら直樹は勢い良く教室のドアを開けた・・・・・
―バンッッ!!!
さっきまで騒がしかった教室に一瞬沈黙が流れると同時に、
女子の視線がいっきに俺と直樹の方へ向く。
そして・・・・・・
≪キャァァァ!!河野くんと、杉本くんよ!!≫
≪うそー、あの二人が一緒に登校?!!≫
そんな騒がしい女子に対して直樹は、ハイテンションで
クラスの女子たちとテレビの話やら何やら話し始めた・・・
そんな中俺は俺と少しでも仲良くしようとコビを売るように話しかけてくる
奴らを振り切りようやく席に着いた。